現役消防士時代に、たくさん行った現場出動では助からない命に数多く向き合ってきました。そんな中で感じたひとつの疑問。「なぜ、助からないのか?」という問いかけを突き詰めて考えた結果、自分なりに出した答えは「自助の力が足りないから」というものでした。
では防災への関心を高め、自助の力を高めればもっと助かる命が増えるのではないかと想い、起業しました。
自助の力はなにも個人だけではなく、ご家庭・企業・地域とすべてが必要になります。ひとつひとつに防災のプロが深く関わることによって、防災力が高まり、防災ができるようになる。それが自助の力に繋がるのです。
現場では、「もっとああしておけばよかった」「もっとこうしておけばよかった」と後悔の声を何回も聞いてきました。そうならないために、プロが防災部門に関わることによって、助かる命が増える。
防災は、平和な今のうちしかできません。防災をやっていきましょう。自分の命を自分で守れるようになりましょう。